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精神科と心療内科、神経内科、メンタルクリニック、神経科との違いは何?

[2023.11.01]

 

  1. 精神科:精神疾患を専門とする診療科で、心の症状(不安、抑うつ、不眠、焦燥イライラ、幻視、幻聴、妄想など)を扱います。異常嗜癖、不安障害、認知機能障害、失見当識、うつ病、恐怖症、躁うつ病、パニック障害、統合失調症、神経発達症、自閉症スペクトラム障害、ADHD、神経症、パーソナリティ障害、依存症、不眠症、認知症周辺症状、てんかん精神病、解離性同一性障害、解離性健忘、解離や転換性・行為障害、詐病、虚偽性障害、性同一性障害、急性ストレス障害、PTSD、複雑性悲嘆、せん妄、ターミナル・グリーフケアなどの治療を行います。尚、正式な標榜診療科は法律上、神経精神科も同様に認められています。

  2. 心療内科:精神症状に伴う身体症状を専門とする診療科です。心身症、自律神経不全症、身体表現性障害等が主たる専門領域になります。全身管理を要する場合、精神科が対応困難なケースで診療します。過食や嘔吐が止まらない、ストレス下での頭痛や胃痛、下痢、食思不振、肩凝りといった身体症状でお悩みの方が受診されるのに適しています。ほかには主に異常知覚、過呼吸、動悸、PMDD、PMS、心因性眩暈、機能性ディスペプシア、心因性耳鳴り、摂食障害、群発頭痛、過敏性腸症候群、心因性振戦、ブレインフォグ、醜形恐怖、むずむず脚症候群、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーといった病名の方の治療も行います。

  3. 神経内科:脳などの中枢神経や末梢神経の疾患を専門とする診療科です。もの忘れがある、手足が震える、動かないといった神経の症状でお悩みの方が受診されます。主にレム睡眠行動異常、神経難病、脳梗塞後遺症、抹消神経障害、神経炎、失神、失行、失認、認知症の中心症状、パーキンソン病、重症筋無力症、ALS、線維筋痛症、慢性疼痛、片頭痛、腰痛症、頚肩腕症候群、慢性疲労症候群、麻痺、けいれん、癲癇、痺れ、高次脳機能障害、むち打ち症といった症状疾患の方の治療を行います。

  4. メンタルクリニック:精神科や心療内科を標榜する診療所のことです。 
    適応障害、不眠症、心因反応、不登校など、広く軽度のメンタルヘルスの問題でお悩みの方を対象としています。

  5. 神経科:昔は精神科を神経科ないし精神神経科と称していました名残ですし、神経内科や心療内科が新しく出来るまでの表現として使われていた経緯があります。 


    当院での診療範囲は、上記全体を網羅します。
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