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糖尿病(ダイアベティス;Diabetes)とパーキンソン病の深い関係

[2024.04.08]
 
糖尿病(ダイアベティス)は以前よりパーキンソン病(PD)のリスクを増加することが知られています.
 
またPDモデルマウスにおいて糖尿病治療薬でダイエットの治療薬剤として科学的に認められたウビーゴという「グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬」が神経保護作用を有することも報告されていました.
 
さらに今回2024年3月にフランスの研究機関から,GLP-1受容体作動薬の皮下注射が,第2相二重盲検無作為化プラセボ対照試験で,PDの進行を遅らせる効果が示され,医学研究誌のトップであるNew England Joural of Medicine に発表されました.「GLP-1受容体作動薬」のうち脳に到達するものは,PDに対し神経保護効果を示すことを示した意味で素晴らしい研究です.
 
追記:
脳神経内科における世界の3大疾患は、このパーキンソン病とアルツハイマー病そして多発性硬化症になります
 
 
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