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精神科、心療内科とスマートフォン依存症の治療

[2024.01.31]

以下の視点から、心理療法を行って参ります。

2010年代より、スマホのアプリケーションにはドパミンを過剰に脳内で放出させるAIのアルゴリズムが多数導入されてきました。特に2023年の大規模言語型モデルである人工知能LLMが導入されてからは、その効果は極めて絶大に影響力をもってきました。従いまして世界的にあらゆる階層、年代にわたってスマホへの依存傾向が顕著になっています。

狩猟採集社会で人類は飢えに苦しむ中、少しでも多くの食料を獲得し、長く生きようとしました。生存のため、周囲の環境を把握し、新しい情報を求める過程で脳はドーパミンを発すようになり、情報収集に専念するよう促すのです。スマホを通じ、新しい情報を提供するサイトに常にアクセスするのも、この脳の働きが大きく関与します。スマホのマルチタスクが原因で集中力が低下したり、画面に使われるブルーライトが覚醒を促し、過剰な興奮、やめられない状態や、睡眠不足そして依存症に陥ったりするのです。

我々は、脳神経医学と深層心理学への洞察より、様々な治療のアプローチの選択肢を有し、多数の臨床例をこれら依存症に対して実績を蓄積しています。日々社会環境とテクノロジーの急速な発展が人間の生理機能に及ぼす影響を追跡し、どう対処すべきかに日夜挑んでいきます。

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