世界で近年ますます顕在化する メンタルヘルスケアの打開策;シリーズ 6/7
[2024.09.12]
注目のメンタル分野のユニコーン
Headway 社
デジタルヘルス分野で初のユニコーン企業となりました。日本とは異なる保険制度の米国では、多くの
患者が高額な治療費(1回200~300ドル)を払わなければ治療を受けられない状況が続いています。さら
に、セラピストの85%が個人開業医であり、保険会社との契約や給付金の確認、請求書の提出、支払
い、スケジュール管理などの手続きが大きな障壁となっています。
Headwayは、これらの「面倒な手続き」をすべて引き受け、セラピストが治療に専念できる環境を提供
しています。これにより、患者はわずか15~50ドルの費用で治療を受けることが可能になります。現在、
27,000人以上のメンタルヘルス臨床医がHeadwayと提携しており、患者は地域や専門分野、適用保険を
指定してセラピストを検索し、オンラインで受診予約ができます。