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生命医療専門職としての当院倫理規定

1.人間の生命・尊厳および権利を尊重します

全ての人に対して、生命を大切にすると同時に、各人の尊厳を傷つけることなくお互いを尊重し合います

2.患者さんに公正な医療を提供します

必要な医療を適切なタイミングで、最速な治療ん目指して提供します

3.インフォームドコンセントを実践します

各職種に応じ、病名、病状、治療内容とその危険性、予後、検査内容とその危険性、薬の効果とその副作用などについて、患者さんが理解できるように説明します。

また患者さん又はご家族さまにその説明を理解し納得していただき、治療法や検査、薬剤を選択する権利を尊重します。

インフォームドコンセントに際しては、まず、患者さんの理解力に合わせた説明を行い、その理解の程度を確認しながら繰り返し説明します。
同時に、ご家族さまにも説明し、ご理解いただけたかどうかを確認していきます

4.患者さんのプライバシーの保護に努めます

診療、カウンセリング、看護、ケア、検査、治験、診断、治療、介護、リハビリテーション等いかなる場合も、また個人情報も含め、患者さまのプライバシーを護ります

5.質の高い医療を提供します

自己研鑽、グループ研修など様々な手段により、医療関連のみならず必要な技術や知識の習得に努め、その向上を図り、質の高い医療を提供していきます

6.法規範を遵守します(守秘義務など)

医療人としてのみならず、社会人として守るべき法規範を遵守し、さらに必要な記録を適正に管理するとともに、職務上知り得た個人情報の取り扱いには厳格に対応します

7.医療人としての人格を高めます

技術、知識に偏ることなく、全人格の向上も図ります。また、言葉遣いや服装も患者さまの信頼を得、ご理解いただけるものであるよう心がけます

8.まとめ

脳は意識や、感情、心理、認知や記憶などに関係する大事な臓器です。もし近い未来に体外の人工環境と人間の脳神経との間で、ブレインマシーンインターフェイスや脳再生オルガノイド、脳デジタル機能拡張知能をつくるとなれば、将来的に問題が生じないように、今から議論を尽くしておくべきです。一番の問題はそれらの人工的脳神経生命体が、意識をもつのではないかと懸念されていることです。

ですから、最悪の事例も想定しながら日々議論するように心がけています。また多くの患者さん以外の市民の方々の懸念も無視できません。その意味で、科学研究の進捗だけでなく、生命倫理の議論の過程も見えるようにする必要があると思います。 

そして、我々医療関係者、科学者や生命倫理の研究者が一方的に答えを示すのではなく、そうした議論を社会に開いていく取り組みを、我々も皆様と共に今後は継続的にして参ります。

さらには、人に対する敬意と無危害の医療行為、慈恵、正義、自律の精神を基本的原則に、我々は医療と研究活動をしていきます。

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